健康診断を受けたくてもどうすれば良いか分からないという方も少なくないでしょうが、健康診断には職場や学校などで実施されて、費用も職場や健康保険組合が負担してくれて、無料または低料金で検診できる一般検診と自己負担で受ける健康診断があります。一般検診では、日本人の死亡原因の高い確率を占めるがん検診は含まれていない事が多いので、がんの早期発見の為にも、医療機関などで1年に1回がん検診受ける事が望ましいです。この検診の方法は、X線、CT、MRなどの画像診断が主流ですが、最終的にがんの診断が確定するにはがん細胞の発見ですから、画像診断で疑わしいところがあれば内視鏡検査で細胞を取得し、病理検査を行うというのが一般的です。費用は公的のものなら5000円以下で、自己負担では30000円以上ですが、大腸がん、乳がん、子宮がんについては、一定の年齢の人に検診無料クーポンが配布されます。
このクーポンとは別に、自治体によって無料と有料の検診があります。検診費用の違いは、検査方法や検査部分と検査施設によって生じますが、沢山検査すれば良いというものではなく、自分の健康面や年齢などをよく考えてどの検診を受ければ良のか検討して下さい。一般検診を受けた後の足らない部分を補う形での検診が有効的な方法の一つです。厚生労働省が推奨しているのは、40歳以上の方の1年に1回の検診ですが、働き盛りの30代の方もストレス社会の現代の状況を見据えて、1年に1回のがん検診をお勧めします。