人間ドックは健康寿命を延ばすことに役立ちます

企業に勤めている方であれば、新年度がはじまるときに定期健診を受けることになります。一般的な定期健診で行われている検査項目ではすべての病気に関しての発見はできませんので、法令で定められている会社や自治体で行っている健康診断の他に、人間ドックを受診する人も多いと思います。健康に対する国民的な意識が高まっていますし、病気のリスクとしてがんや動脈硬化、心筋梗塞などの病気がある一定の年代以上になると増加する傾向があることもあって、様々な医療機関で実施している人間ドックへの関心が高くなっています。ニーズが多様化している現代では、最新の医療機器が導入されることによって、高度な医療技術で検査を行っている医療機関もあります。

65歳以上のうちの4人に1人の割合で認知症予備軍と言われているなか、物忘れに対する検査もできるようになっています。物忘れドックでは、問診や画像診断、そのほかの記憶力や言語能力などに関するテストを行うことで脳の委縮度合などを確認します。物忘れの症状を早期発見することによって、症状がひどくなる前に状態を把握することができるメリットがあります。近年の人間ドックでは、疾病を早期発見する目的だけではなくて、健康寿命を引き延ばすことを目的としている検査も増えています。

身体の抗酸化力を身に付けたり、動脈硬化の状態を把握することで加齢化のチェックを行います。人間ドックを受診したことを通常の日常生活の中で役立たせるためには、結果によって得られたデータを元に食生活や生活習慣を改善させることにあります。検診の結果をしっかりと保管して、次回の人間ドックを受診するときに持参すれば、前回の検査のときのデータと見比べることができます。

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