人間ドックでは胸部CT検査を受けることができます

人間ドックなどで胸部X線検査の受診をした結果として、肺がんや胸部における病気を発症していることが疑われたときには、胸部CT検査を受けることになります。CTとはコンピューター断層撮影のことで、X線を照射することによって生じる変化をコンピューターで解析を行って、胸部の断層写真を画像化します。胸部CT検査は肺や気管、気管支などが何らかの病気にかかっているかどうか確認するために行われる検査になります。現在では肺がんの診断を行うために欠かせない検査が、胸部CT検査となっています。

がんは輪郭がはっきりとした白い影になる特徴がありますので、がんの大きさや場所を調べることができます。リンパ節の腫れについて確認をすることによって、腫瘍がある場合には良性のものか悪性のものか、または他の臓器への転移があるかどうか調べるためにも利用できます。日本人のがん死亡率の第1位が肺がんとなっていますが、症状がわからないうちに人間ドックの検査を受診することで早期発見ができれば、およそ8割ほどの確率で完治できる病気となっています。肺門部のがんについては気管支鏡や喀痰細胞診の検査によって見つけやすくなっており、肺野部のがんについてはX線検査で発見が可能です。

肺がんを発症する危険因子としてはタバコを数多く吸うことや、痰や咳が出やすい人、石綿などを取り扱う業務に携わっている人、家族や身内に肺がんを発症した経験のある人がいる場合などが考えられます。重喫煙者の場合や、年齢が40歳以上の方の場合には人間ドックによって肺や気管などの検査を受けることが推奨となります。ホーチミンの健康診断のことならこちら

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