最新のがん検診は血液検査です

日本ではがんによる死亡者数が年々増加していますが、これは病気や検診に対して関心が高くても、自発的に検診を受ける人が少ないからです。特に40歳からは、1年に1回のがん検診を厚生労働省も推奨していますが、時間がないや費用が高額だったり受け方や健診機関が分からないなど様々な理由がありますが、近年では血液検査によるがん検診があります。これは今までの主流の画像診断をしない為に、X線被爆の心配もなく特殊な薬も使用しません、このがん検診の方法は2.5ccの血液を採血するだけで、消化器のがんに対して9割以上の高い感度を示します、検査後約2週間で検査結果がでます。しかしこの検診も、従来のがん検診と同様で費用は自己負担になります。

検査機関により異なりますが、60000円前後が多いです。検診を受ける部分や予算により、検診方法や施設は個人の考えで違ってきますが、検診によるがんの早期発見は死亡率の減少は勿論の事、治療後の生活の質の向上や治療費の削減にもつながりますので、その為にも高い感度でがんの早期発見ができる確実な検査が必要になりますので、職場や自治体などで一般検診を受けた方もそれでは足らない部分を補う意味でも併せてがん検診を受けて下さい。検診の際は日頃の健康状態や遺伝的要素に留意し、検査する部分をいくつかに決めて予算内で検査出来る様にする事も大切です。分からない時は検査機関へ事前予約の時に相談して下さい。

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