人間ドックで早期発見すれば、完治の可能性が上がる

人間ドックとは現時点における健康状態を把握して、健康の異常に対する早期発見をすることを目的として行う検査です。特に日本人にとっての3大疾患ということができる、がん、脳暑中、心筋梗塞についてのリスクを確認することができます。人間ドックが受けられる病院ごとに、検査内容やプランが異なるものとなっていますので、自分の気になる部分の検査を選んで受診することが可能です。検査を受診することが推奨される人としては、年齢が35歳に達している人、最近血圧が高めであったり体重が増えている人、家族の中に高血圧や糖尿病、がんなどの症状を抱えている人がいる場合、会社や自治体が実施している健康診断を受けていない人などが挙げられます。

最近は健康ブームとなっていますので、人間ドックを受診している人が増加しています。ただし、国民的に健康状態が改善しているかと言うと、2011年の人間ドック学会によるデータでは受診をした方のうち、異常なしの判定が出た割合は8.4%と報告されています。自覚症状がない場合であっても、何かしらの病気や障害を抱えていることが多いということができます。検査を受診したことによって、異常ありの結果が出たときであっても、早期に治療することで完治が可能な病気も多いです。

大腸がんや肺がんなどの日本人にとってリスクの高いとされている病気であっても、初期の段階において発見されれば生存率は7割から9割以上と言われています。人間ドックによって早期に発見することで、治療が早く行えますので改善するケースが多いというデータが出ています。

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